委員会

令和2年決算特別委員会6日目



●学校ICT活用経費
●学校システム運営費について質問

⑴  品川区におけるICT環境整備は現在どのように進んでいるのか。また、タブレットが壊れてしまった場合の補償はどうなっているのか。
⑵  パソコンを導入する学校もある中、タブレットを選んだ理由とセルラーモデルを選んだ理由はなにか。
⑶  家庭でのインターネット環境についてのアンケートの結果はどうだったのか。
⑷  品川区でも、教育クラウドを活用していくと思うが、グーグルやマイクロソフト、最近ではGoogle Chromeが活用されていると聞いているが、区での今後の予定は。
⑸  自宅学習、タブレットを持っていても子どもがやらないなど、家庭の課題だとは思うのだが、学校側から取り組む課題や考えはあるのか。
⑹  雇用や勤務形態は様々だが、品川区におけるICT支援員の現状と今後の取組みは。

⑴  ICT推進校10校にタブレットを配付している。各学校内に無線LANの整備も済み、校内LANを使った環境で学習している。また、機械が壊れてしまった場合は代替機を渡し、使っていただく。
⑵  家庭でも学習できるということを大きな主眼としており、Wi-Fiモデルだとご家庭に環境がないとつながらないが、LTEモデルであれば家庭に持ち帰ってもほぼどこでもつながる。ただ、回線をずっと使用するとデータ使用量の関係があるので、ハイブリッドの構成を考えている。また、1年生等小さいお子さんですと、取扱いの関係で、タブレットのほうがなじみやすいと考えた。
⑶  2か月間の臨時休業の間、学校の各担任が各ご家庭と連絡などを取り合った際に家庭の状況を確認し、通信環境がな家庭は、おおむね5%ぐらいと把握している。
⑷  現在、どういった形のものを入れていくかというのは検討を進めている。
⑸  家庭学習・自学自習を習慣化していくことにも取り組むというところで検討を進めている。
⑹  推進校においては、毎月1回、外部の事業者、専門の事業者が各学校を回り、様々な問合せや活用方法等に対し答えている。今後は、GIGAスクールという初めての取組みになるので、できるだけ厚みを持った形での対応をしていきたい。

⑴  続に、学校システム運営費からお聞きします。最近、SNSやメールが主な連絡手段として利用されているが、教員と保護者のやり取りは、依然として文書を生徒に渡すアナログなやり方が一般的である。欠席届は、近隣の友達に欠席届を預け、それを友達が学校に持っていくというスタイル。欠席届のオンラン化やプリントの電子化など、デジタル化を含めた現場の先生の負担軽減等の考え方を進めていくべきでは。
⑵  「つながる連絡」や「CoDMON」など、いろいろな支援ツール、アプリというのがあります。アプリや支援ツールというものを活用し、ICT教育に対する負担を軽減するためにも改善していただきたいと考えるが。

⑴  今後タブレットが配備されるというところにおいて、プリントなど保護者への連絡あるいは連絡帳機能など、タブレットの機能といったものを活用するのも検討課題の一つと考えている。また、プリントの電子化については、研究も含め、検討を進めている。
⑵  先行して導入している自治体の成果や、eライブラリアドバンスによる、自動採点機能を用い業務改善、また授業改善に資することができるとも考えており、アプリの活用についても様々検討していきたい。

情報化がどんどん進んでいく中、ご苦労されている教育委員会の皆さんと先生たち、特にコロナ禍で負担を強いられていると思います。そういった方々をしっかりと把握してフォローする、そういった環境の整備を要望して質問を終わらせていただきます。

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